お金を自動的に貯める方法

つみたてNISA

 

 

「少額投資非課税制度」となっていることでNISA投資が話題ですが、本来の特徴は50代~リタイア世代ための投資信託だとされています。最近は老後の生活資金対策について、いろいろな情報が流れていますが、その対策のひとつということです。

 

 

「投資」そのものの注目度もアップしています。投資信託のことを「ファン」と言います。「ファンド」なら耳慣れた言葉ですが、これは「投資金」の意味です。資金をひとつにまとめて効果的な運用をするために投資家から投資金を集めます。運用自体は専門家が行います。株式や債券などへの投資が基本的に行われますが、こうした商品が「投資信託」なのです。

 

 

運用で順調に成果が出れば、投資家に投資額に応じた分配がなされます。そして「少額投資非課税制度」となるNISA投資もそのひとつです。2018年から始まったばかりなのが「つみたてNISA」です。金融機関で手続きさえすれば、後はそれこそ自動的に積み立てができる制度です。

 

 

「つみたてNISA」は、金融機関で開設した「つみたてNISA専用口座」において、金融庁でもお墨付きの投資信託で運用していきます。投資初心者にもぴったりの方法でしょう。本来なら運用益や分配金にかかる税金(20.315%)がゼロになることが大きなメリットです。投資上限額は年間40万円、投資できる期間は2018年から2037年まで20年間あります。非課税枠を全部活用すれば最大で800万円(年間40万円×20年=800万円)まで積み立て可能です。

 

 

ただし、注意点として、財形や銀行預金とは違って元本保証がありません。この点は覚えておきましょう。